はじめに
こんにちは。Shuheyです。
この記事では、誰もが知るWaves社のほぼ全てのプラグインを網羅した
最大規模のプラグインバンドル「Mercury」が、
どのような人にとって必要なのか評価していきたいと思います!
また、私が「Mercury」を3年間使用してみての感想や経験談などについても、
後に触れていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
結論!
それでは、さっそく結論から先にお伝えします!
- 音楽活動(特にMIXなどの編集)でお金を稼ぎたいと思っている・稼いでる人
- プラグインの知識が既にあって、より”音”について極めたい
- 趣味でDTMを楽しんでいて、音楽配信・リリースを目的としていない。
- どのプラグインを買ったらいいかわからない
です!
これからなぜこの結論に至ったかについて説明していきます!
Waves Mercuryとは
Wavesのプラグインバンドル「Mercury」について知らない方へ簡単に説明をさせてください。
Waves Mercury バンドルの概要と価格情報
概要
Waves Mercury バンドルは、150以上の高品質なプラグインを含む音楽制作用のソフトウェアパッケージです。
エフェクト、ダイナミクス処理、イコライザーなど、幅広いカテゴリーのプラグインが揃っており、
プロのスタジオからホームスタジオまで、あらゆる音楽制作ニーズに対応します。
価格
- 通常価格: 約$7,600(約100万円)
- セール価格: 約50%オフ時は$3,800(約50万円)程度

そうです。定価は100万円を超え、
セールをしていても30万円を切ることはありません。
身体が震えてくるでしょう??カタカタ
Mercuryの強みは圧倒的比較力
Mercuryには150以上のプラグインが入っているので、作業中に不満が出てくることは少ないです。
なぜならEQ、コンプレッサー、リバーブなど各カテゴリのプラグインでそれぞれ10種類以上あるので、基本的にどのジャンルにおいても、どんな音像を目指すにあたっても、選択肢が多いからです。
- MIXの仕事で幅広いジャンルを取り扱うため、プラグインはアナログからデジタルまで網羅したい
- プロを目指しているので、耳を鍛えるために多くのプラグインに触れておきたい
でしょうか。
私も楽曲提供の経験がありますが、MIX作業中にプラグイン関連で「足りないなあ」と思ったことはないです。
コンプレッサーのプラグイン例
Mercuryに入っているコンプレッサーの種類について少しだけ紹介します。
クラシックなアナログ機器から最先端のデジタル処理まで、
具体的なコンプレッサーの例をいくつか挙げてみましょう。
- CLA-76 – 1960年代のクラシックなリミッター/コンプレッサーのモデル
- SSL G-Master Buss Compressor – 有名なSSL 4000シリーズのバスコンプレッサー
- C1 Compressor – 多目的なダイナミクスプラグインで、サイドチェーン機能も搭載
- API 2500 – ステレオバスコンプレッサーで、そのパンチとトーンは非常に評価が高い
- Vocal Rider – ボーカル専用の自動レベル調整コンプレッサー
- PuigChild 660 & 670 – 有名なFairchildコンプレッサーをモデルにしたもの
上記はごく一部のプラグインで、コンプレッサーだけで20種類以上はあります。
名器といわれるものをモデリングしたものから、最新のデジタルコンプレッサーまで網羅していることがわかると思います。
特にプロの現場で使用されているCLAコンプレッサーやSSLシリーズを
比較しながら余すことなく使用できるのはMercuryの特権といえます。
そんなにいらないだろと言われたら反論できないが
広辞苑を手にする安心感
Mercuryのすべてのプラグインを余すことなく使用している人は、ほとんどいないと思います。
というのも、対応するジャンルがある程度一定になれば、使用するプラグインも決まってきますし、
お気に入りのプラグインが見つかるとそれを多用しがちです。
私もお気に入りのプラグインチェーンがあります。
ただ、だからといっていらないという理由にはならなくて、
Mercuryを一言でいうと
- 広辞苑みたいなもの
なんです。
新聞や難しい書籍を読んでいて、わからない単語や言い回しが出てきたときに、
広辞苑があればすぐに知ることができますよね。
それと同じで、Mercuryがあれば編集で
「なんか、もう少しなんだよな」ってときに
数多のプラグインのなかから答えを導くことができます。
仕事が増える
Mercuryを持つことで多様なプラグインに触れることになります。
それによって耳や編集技術が鍛えられ、仕事が受注できるようになるかもしれません。
それくらい網羅性のあるバンドルであり、プロ向けのソフトウェアです。
実際に私も、Mercuryを導入したことに直接に関係しているかはわかりませんが、
仕事としての受注が増えたのは事実です。
確かにかなり高額な商品にはなりますが、
その金額を「仕事で上回ってやるっ!」というモチベーションに変えることもできます。
もし購入をするなら
これまでの説明を聞いたうえで、やっぱりMercury欲しい!
と思った方は下記を参考にしてください。
- セール情報をチェック:
絶対にセールを使いましょう。
特にブラックフライデーセールでのアップグレードが良いと思います。GoldかHorizonをセールで購入しておいてからがおすすめです! - SNSをチェック:
DTMのプラグイン情報を発信しているSNS等のアカウントをフォローして、セール情報をいつでも知ることができる環境を作りましょう!
Mercuryの他にもプラグインバンドルのGoldやHorizonもセールしていることが多いので
特にブラックフライデーセールはチャンスだと思います。
Waves Mercuryはプロ、もしくはプロを目指している人以外にとっては余ってしまうほど、揃いすぎています。
なのでこれまで色んなプラグインを人におすすめしてきましたが、これだけは自己責任でと言わざるを得ないです。笑
まとめ
さて、今回はWavesの超大型プラグインバンドル「Mercury」がどんな人にフィットするのか、掘り下げてみましたが、Mercuryは150以上ものプラグインがぎっしり詰まっていて、本当にプロのための道具って感じです。
「持ってると心強いけど、必要かどうかはよく考えて!」というのが正直なところ。
音楽制作のスキルを次のレベルに持っていきたいなら、これほど心強い味方はないけど、使いこなせるかどうかは、あなたの現状と目標によります。
この情報が、購入を考える際の参考になれば嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
次回の記事も楽しみにいただければと思います!
それでは!
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