TuneCore Japanにサブスクプランが登場!
こんにちは、Shuheyです!
つい先日、音楽配信プラットフォーム「TuneCore Japan」から新プランが発表されました。
その名も 「Unlimitedプラン」
これまでのリリースごとに発生していた固定費が不要になり、月額制のサブスクリプション形式で、なんと楽曲を無制限に配信できるようになったんです!
このUnlimitedプランには「スターター」「スタンダード」「プロ」「エンタープライズ」の4種類があります。その中で、私が選んだのは 「スタータープラン」
この記事では、なぜ私がスタータープランを選んだのか、またそのメリットや活用時の工夫について詳しくお話ししていきます。ぜひ最後まで読んでみてください!
・これから音楽配信について検討している方
・現在、TuneCore Japanを利用していてUnlimitedプランへの移行を検討している方
Unlimitedプランとは

従来のPay per Releaseプランでは、楽曲をリリースするたびに固定費がかかっていましたが、Unlimitedプランでは、月額または年額のサブスクリプション料金のみで、複数の楽曲を配信できます。具体的には以下のようなメリットがあります:
詳細の内容はこちらからチェックしてみてください。
スターターとスタンダードの違い
今回プランを決めるにあたって、私は「スターター」にするか「スタンダード」にするかで非常に悩みました。どちらも魅力的なサービス内容だったため、簡単には決められなかったんです。
そんな私を大いに悩ませたポイントは、以下の3つです。
再生中の歌詞表示
「スタンダード」プランでは、音楽配信アプリ内で楽曲と連動して歌詞を表示できる機能がありますが、「スターター」プランではこの機能が利用できません。
楽曲に込めたメッセージや思いって、歌詞を見ることでさらに解像度が上がりますよね。
せっかく聴いてくださるなら、歌詞も一緒に伝わった方が良いんじゃないか…
そんな気持ちが出てきてしまいました。
いやぁ、TuneCore Japanさん、うまいなぁと思います。
こういう絶妙な機能差で、ユーザーを迷わせるところがさすがです。
TuneCore Japan クリエイターズ
TuneCore Japanが提供する「クリエイターズ」とは、YouTube動画でアーティストの楽曲を無料で使用し、さらに動画を収益化できるサービスです。
仕組みは簡単で、自分のYouTubeチャンネルを登録し、好きな楽曲を選んで動画に利用するだけ。収益はアーティストと動画クリエイターの間で分配されるようになっています。
これ、アーティストにとってはまさに“種まき”。たくさんの動画クリエイターに楽曲を使ってもらうことで、新しいチャンスを拾える可能性が広がりますよね。
しかし…残念ながら スタータープランではこの「クリエイターズ」が対象外!
これも「スタンダード」プランと迷った理由のひとつです。
アルバム収録曲数の制限
これは本当に悩みました… by shuhey
私が既に投稿しているアルバム『日進月歩』には10曲が収録されています。10曲もあると、なんというか、音楽活動をしっかりやった!という充実感や「所有感」が生まれるんですよね。
自分の中で「これぞアルバムだ」という形がしっくりくる感覚があります。
ところが、スタータープランでは1つのアルバムに収録できる楽曲数が 最大5曲まで という制限があります。実は、次にリリースしようと思っていたアルバムも10曲収録を予定していたので、この制限には頭を悩ませました。
それでもスタータープランを選んだ理由

最終的に、私はスタータープランを選びました。
上記の悩みについては、以下の工夫で乗り越えることにしました。
歌詞は別媒体で共有する
再生中に歌詞が表示されないのは確かに不便です。
でも、まずは聴きやすくて伝わりやすい曲を作るのもアーティストの大切な仕事だよな、と思い直し、自分を納得させました。
それに、もし曲を気に入ってもらえたなら、歌詞や楽曲制作の秘話についても、ブログや他の媒体で共有することで、さらに曲に込めた思いを知ってもらうチャンスがあるはず。
そんなふうに新しい形でリスナーとのつながりを作っていければと考えました。
投稿している曲がコラボ向きではない(?)
私が作っているのはいわゆるJ-POPで、歌ものです。ただ、自分のジャンル的に「今っぽい」感じではないかなと思っていて…。正直なところ、他の動画やショート動画に自分の曲が流れているイメージが湧かず、実は「クリエイターズ」には登録していなかったんです。(こういうちょっとかなしい考え方、改めたい。)
とはいえ、今は一旦「クリエイターズ」は保留でもいいかなと思っています。
もっともっと曲がたくさん書けるようになったり、曲の幅が広がったりしてからでも、遅くはないのかなと。
まずは自分のペースで続けていくことが大事ですよね。
短期間でのリリースが可能に
実は、スタータープランの「収録5曲制限」は、現在の私の音楽活動にマッチしているのでは?とも考えました。
10曲のアルバムを完成させるには、やはり相当な時間が必要です。30歳を過ぎて、これから仕事がますます忙しくなる中で、「アルバムができるまで曲を貯め続けることが、本当に自分にとって良い選択なのか」という悩みもありました。
そんな中で、ミニアルバムやシングルという形で少しずつ曲をリリースしていくのは、多忙な社会人としての生活と両立するうえで、実はちょうど良い選択なのかもしれません。小さなペースであっても着実にリリースを重ねることで、活動を継続できる手応えも得られる気がします。
スタータープランがもたらす音楽活動の変化
スタータープランを選んだことで、
今後の音楽活動に以下のような新たな工夫や可能性が生まれました。
歌詞やストーリーをSNSやブログで共有
音楽を配信して「はい、これでおわり!」というのではなく、聴いてくださる方にもっと自分の曲が伝わるように、ブログやSNSを活用して楽曲に込めた思いや制作の裏話を継続的に共有していこうと思います。
曲をリリースするだけでなく、その背景や想いを知っていただくことで、楽曲がより深く響くものになると信じています。これからもそうした形でリスナーとのつながりを大切にしながら、音楽活動を続けていきます!
シングル配信が気軽にできる!
これまで「お金がかかるからやめておこう」と思っていたものも、気兼ねなくリリースできる。
スタータープランって、まさに コスパ最強!このプランを思いっきり活用して、余すことなくしゃぶり尽くそうと思います。
さらに、固定費が安くなればその分収益力も上がるので、音楽活動を続けるアーティストにとって、これは本当に嬉しい仕組みです。もちろん、「お金のためだけに曲を作っているわけではない」ですけど(お金が欲しかったらもっと仕事するよ!)
でも、収益が得られることって、活動を続ける上でのモチベーションになるのは間違いありませんよね。
スタンダードプランへのアップグレードを見越した活動
今後、もし私の楽曲がよりたくさんの方に聴いていただけるようになって、さらに聴いてくださる皆さんにより良いクオリティの作品を提供できるようになったら、
「スタンダードプラン」にアップグレードするのも選択肢としてありかなと思っています。
現時点では、スタータープランで十分に挑戦を続けながら、自分のペースで音楽活動を進めていきたいと思いますが、将来的な目標として「次のステップ」を見据えるのも悪くないですよね。
まとめ
今回は、TuneCoreの新プラン「Unlimitedプラン」の中から、私が「スタータープラン」を選んだ理由とその背景についてお話ししました。
音楽配信をサブスクリプション形式で無制限にできるという新しい仕組みには驚きましたが、収録曲数が5曲までという制限や利用できない機能もあり、正直迷いました。
私はJ-POPの歌ものを作っているので、特に歌詞表示機能が使えない点は悩みどころでした。
また、アーティストとしての可能性を広げるための「クリエイターズ」についても、今はまだ自分の曲がショート動画に使われるイメージが湧かず、一旦保留にしました。
一方で、この5曲制限は意外と今の自分の音楽活動に合っていると感じました。
10曲のアルバムを作るのはとても時間がかかるので、多忙な社会人としては、ミニアルバムやシングルを小まめにリリースしていく方が続けやすいし、自分にとっても良い形かもしれません。スタータープランのコスパの良さを最大限に活かして、積極的にリリースしていこうと思います。
また、収益力が上がることで活動のモチベーションも高まりますし、もし将来的にもっと多くの人に楽曲を聴いてもらえるようになったら、「スタンダードプラン」にアップグレードするのも選択肢として考えています。
自分のペースで音楽活動を続けながら、プランをフル活用して新しい挑戦をしていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Unlimitedプランについて悩まれていた方の参考に少しでもなれたら幸いです。

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