Suno AIのステム機能をDTMで使ってみた感想
こんにちは。Shuheyです。
久しぶりの更新になってしまいましたが、本年もよろしくお願いします。
最近、DTM界隈でもよく名前を聞くようになった Suno AI。
「AIが曲を作ってくれる」「ステムで書き出せる」と聞くと、
正直ちょっとワクワクしますよね。
私自身も、
「これ、作曲やアレンジのやり方が変わるんじゃないか?」
と思って、実際にSuno AIのステム機能をDTMで触ってみました。
この記事では、
独学でDTMをやっている一人の視点から、
Suno AIのステム機能を実際に使ってみて感じたことや、
今後どう使うのが現実的かについて書いていこうと思います。
先に結論から書くと、
Suno AIのステム機能は、いきなり制作の即戦力になるかというと、正直そこまでではありませんでした。
MIXや音像の知識・技術があまりない状態だと、
「これを使えば一気にレベルアップできる!」という感じにはなりにくいと思います。
ただし、DTMの勉強という意味では、かなり面白いツールだなとも感じました。
AIのアイデアを作曲に活かそうとしてみた話

AIが生成した楽曲をステム分解して、
- ステム音源をそのまま並べてみたり
- そこからMIDI化して音色を差し替えてみたり
- 自分なりにアレンジして完成まで持っていったり
と、独学DTMerなりに色々試してみました。
ただ、完成してみると
「あれ、なんか微妙だな…?」という感覚が残ることが多かったです。
むしろ、
AIが出してくれた元の音源のほうが、
全体としてまとまっていて聴きやすい
自分が手を加えるほど、ちょっと音が崩れていく
みたいなことが起きました。
触るほど音が悪くなる理由

これ、理由はかなりシンプルで、
ミックスや音源に対する理解がまだ足りていないからなんですよね。
ステム化って、
「完成している音源を一度バラして、
自分の手で組み直す」
という作業でもあります。
しかも、ステム化された音源って、
どうしても少し劣化した状態になります。
実際、
元の完成音源とまったく同じ音にはなりません。
なので、
ステムした時点で、すでに
「ミックス力が試されている状態」なんだな、と感じました。
ラジオを分解するなら、
そのラジオをちゃんと組み立てられないといけない、
という話にかなり近いと思います。
ステムするとMIDI化したくなる問題

Suno AIでステムした音源をMIDI化してみた記事が上記です。
ステム音源って、
するので、DTMをやっている人ほど
「これ、MIDIにして音源差し替えたほうが早いのでは?」
と思ってしまいます。
実際、ステム機能の一番わかりやすい使い道は
MIDI化できる可能性があることだと思います。
ただ、現実的には、
という感じです。
なので、
DTMのやり方が大きく変わるか?
と言われると、
そこまでインパクトはないかな、という印象でした。
それでも「使ってよかった」と思ったところ
とはいえ、良い点もちゃんとあります。
生成された楽曲は、
全体としてミックスがとてもよく整っています。
その音源をステムして、
- 自分でミックスし直してみたり
- トラック構成をじっくり見てみたり
するのは、かなり勉強になります。
特に、私みたいに
- ずっと同じジャンルばかり作ってきた人間だと
ステムして初めて、
「え、こんな音がこんな後ろで鳴ってたの?」
「このジャンルって、こういう音源使うんだ」
と気づくことが多かったです。
触ったことのない音源や発想に出会える、
という意味では、かなり良い刺激になります。
まとめ:Suno AIステム機能との付き合い方
- 期待しすぎると少しズレる
- ミックスの知識がないと音は良くならない
- ステムした瞬間から、技術力が問われる
- 制作フローを劇的に変えるものではない
- でも、勉強・分析用としてはかなり優秀
Suno AIのステム機能は、
「楽に曲を作るための近道」というより、
自分のDTM力を客観的に見せてくれる存在だと感じました。
うまく使えば、
「自分、ここ弱いな」とか
「次はここを伸ばしたいな」というのが
わりと素直に見えてきます。



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