楽曲紹介&制作備忘録
こんにちは。Shuheyです。
この記事では、2025年9月21日に音楽配信サービスでリリースしたオリジナル曲『NETETA』の楽曲紹介と、楽曲を制作する上での備忘録についてまとめています。
楽曲制作に興味のある方はぜひ、最後まで見ていただけたら嬉しいです。
『NETETA』楽曲説明

「そろそろやるべきことに取り掛かりましょう」
仕事に家事に子育てに、全力ダッシュで駆け抜けた。
ようやく手にした“余分のタイム”。あなたは何に使いますか?
『NETETA』は、そんな現代の“あるある”を自虐と皮肉で歌ったユーモラスな一曲。
ふぁっきゅーSNS!ふぁっきゅーマイブレイン! 笑い飛ばして、また明日へ。
SNS全盛期を生き抜く私たちにとっては味方にも敵にもなりうるデジタルコンテンツ市場。
タスク、スケジュール管理、PDCAぶん回してやっと手に入れた大切な時間。
強大なアテンションエコノミーに立ち向かう社会人へ向けた自虐的あるあるソングとなっています。

見るつもりじゃなかったShort動画に時間溶かされません?
クイック視聴
TuneCoreのリンクからぜひ視聴いただければ嬉しいです!
イントロからNETETA!と始まるので音量はお気を付けください!

TuneCoreの配信情報は以下のページで紹介しています。
セッション情報(制作の土台)

そう、今回使用したオーディオインターフェースは、先日紹介したMOTU M2です。
そして、ミックスはガチスピーカーを使用せず、基本的にSENHEISER HD490のみを使用して行いました!

今回は、従来のミックスとは異なる機材、環境で作業してみました。
ぜひ聴き比べてみて、音質やミックスの違いを確かめてみてください!
制作で工夫したこと
フック先出しで“どんな曲か”を3秒で伝える
もともとは楽器のみの静かなイントロにする予定だったのですが、直近で見たテレビ番組の手法にならい、キャッチーなサビのフレーズを曲頭に先出しして、再生直後に世界観を掴ませる工夫をしてみました。
初シティポップ、ピアノ弾けなくても“らしさ”を作る
初のシティポップに挑戦。
ピアノは弾けないけれど、コード打ち込みを頑張り、自分が扱える楽器でやってみました。
テンションや分散和音を加えることで“らしさ”を表現できたのが収穫。
ミックス/音作りの工夫
まだまだ勉強中のミックスですが、今回は以下のことを意識して取り組んでみました。
これらの試みはまだ発展途上だけど、“やってみて学ぶ”ことで少しずつ耳と感覚が育っているのを実感。
次はもっと自然なダイナミクス作りや、余裕のある空気感を目指したい。
歌詞
ようやくシガラミから逃れたとて
気力がなけりゃ 意味なさげ
ムードが開けりゃ
ブルースもジャズもいらない
三度の飯よりも大事な
休日は実に興味深い
SNSに 奪われて 仕方ねえって そんで
NETETA
煮るなり焼くなりされるがままわがまま
NETETA
しょーもないショート動画
どうかしてるのは どの世界?この俺かい?
しばらくヤッカミから逃れたとて
その気がなけりゃ ただの夢
ビートがつれなきゃ
ファンクもハウスもいらない
ベストなコンディションで迎えた
夜更けには実に罪深い
SNSに 操られ 仕方ねえって そんで
NETETA
抜くなり断つなりも手遅れな泥沼
NETETA
用途ない消費動画
どうかしてるのは どの世界?この俺かい?
朝夜夢現実 滲む境界線
魑魅魍魎がはびこる世界線
寄せ集めた才も AIが無に帰す予感
ほらそうやって もう無意味に泣けるじゃん
NETETA
煮るなり焼くなりされるがままわがまま
NETETA
しょーもないショート動画
どうかしてるのは どの世界?この俺かい?
NETETA
抜くなり断つなりも手遅れな泥沼
NETETA
用途ない消費動画
どうかしてるのは どの世界?この俺かい?
NETETA… NETETA… NETETA…
おわりに
今回の『NETETA』は、日常の“あるある”を皮肉とユーモアで切り取った一曲でした。
制作を通じての試行錯誤や気づきをこうしてまとめられたのも、自分にとって大きな振り返りになっています。
もし聴いて感じたことやお気に入りのフレーズがあれば、ぜひコメントやSNSで教えてください。
感想や反応をいただけると次の曲づくりの励みになります。
それでは、また次の記事で!
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