DTM初心者の挫折対策|楽器演奏 or 音楽理論で継続力アップ

DTM入門

DTMを趣味にしたい方へ

こんにちは。Shuheyです。

これまで色々な方にDTMをおすすめしてきましたが、趣味として定着する方はほとんど見たことがありません。

そんな僕の周りでの挫折する方とそうでない方の違いはズバリ!

楽器経験 or 音楽理論があるかどうか

僕自身が挫折しそうになった点を以下のページで紹介しています。

これからDTMを始められる方や、音楽制作に興味を持っている方向けに、DTMの挫折の現状と理由についてAIの回答も参考にしながら考えていきます。

DTMの挫折率

DTMの挫折率について、まずはAIに聞いてみることにしましょう。

AIの回答

DTM(デスクトップミュージック)の「挫折率」について、正確な統計データは公にはあまり存在しません。ただし、DTMに関するユーザー調査やコミュニティの傾向、音楽制作系YouTuberやブログなどの情報から、以下のような傾向が推測されています。

一般的な推定(主観ベース)

  • 挫折率は70〜90%程度と推測されることが多いです。

挫折の主な理由

  1. 機材・ソフトの複雑さ
    • DAW(Digital Audio Workstation)の操作が難しい
    • プラグインやVSTの導入でつまずく
  2. 音楽理論への壁
    • コード進行やスケールなどの音楽理論が分からず挫折
  3. 時間がかかる
    • 1曲作るまでの労力が想像以上でやめてしまう
  4. クオリティへの自信喪失
    • 自分の作品が「プロっぽくない」と感じてやめる
  5. 発表の場・反応が少ない
    • SNSや投稿サイトで反応が得られずモチベーション低下

継続しやすくする工夫

  • 最初はループ素材やテンプレートを使って簡単に1曲完成させる
  • ジャンルを絞る(例:Lo-Fiだけ作る)
  • YouTubeやブログで学習ルーティンを確立
  • 仲間を作る(SNSやDiscordコミュニティに参加

納得の回答

さすがはAIの回答でおおむね感じていることを分析できていると思います。

この中で僕が実際に感じているDTMで一番苦労するところや、疲れるなあと感じるところは

  • 1曲完成するまでの時間がかかりすぎる
  • ソフトの複雑さ

以上の2点です。

特に制作時間に関しては、何年たっても短くなるどころか、知識や技術が拓けてくるごとに編集時間が増していくという現象が起こります。

歌詞やメロディのほかにも、DAWの操作やプラグイン、MIX,マスタリングは沼of沼
毎曲首をかしげながらリリースしています。

それでも楽しいと思うから僕は続いているんだと思います。

楽器経験 or 音楽理論があるか

楽器がなくても、理論がなくてもDTM始められます!というのは事実ではあるのですが、現実的な勧誘ではない気がします。

例えが極端かもしれませんが、お金がなくても、知識がなくても株式投資ができます!は説得力がないですね。

楽器ができれば、座学化しない

キーボードやギターなどでコードが演奏できるくらいの技術を目指せば、コード進行などの音楽理論を一から学ばずに音楽に触れながら身につけることができます。

遊びが勉強につながっているので、じっくり音符や音階の勉強をせずとも、前に進んでる実感も得られるためおすすめです。

理論があれば、つまづかない

事前に音楽理論を扱える程度まで勉強が済んでいれば、キーの選定から、ダイアトニックコードなどを使用してコード進行の決定、メロディやリズムの打ち込みなどがスムーズに進めば、

それ以外のDAWやプラグインなどの知識や操作の攻略に注力しながら楽曲制作をすることができます。

楽器か音楽理論か選ぶなら

僕は、楽器から始めることをおすすめします。

音楽理論はあとからでも勉強できますし、毎日10分だけでも触っていれば、3ヶ月後には何かしらが弾けてくるものです。

ギターを始めた1日目に指が全然開かず、Cコードすら鳴らせなかった僕でも弾けるようになったので、大丈夫です。

楽器を選んで、DTMと並行して行う

楽器はキーボードか、ギターがおすすめです。

どちらも序盤は主にコードを使って演奏するので、音楽理論を勉強せずに音楽を楽しむ事ができます。

また、DTMではコードを使用する場面が多く、楽器の習得はDTMでの曲作りにも活かすことができます。

楽器を練習する。

楽器の練習が少し疲れたらDAWを触ってみて操作を確認する。

上記をローテーションすれば、飽きることなく続ける事ができると思います。

音感があれば理論をパスできることもある

僕はこれまで作曲活動を続けてきましたが、実は、音楽理論ありきで作曲をしたことは一度もないです。

楽器を習得するなかで、コードの仕組みや進行などを知っていきました。
和音や進行を少し変更するだけでも曲の印象は違って聴こえますし、それも楽しみながら作曲していました。

現在の作曲では、コードや曲の展開に幅が欲しいと思ったときに音楽理論に頼ります。
理論ベースでの知識は、自分の音楽的な感覚を越えて創作の幅を広げるのに役立ちます。

まとめ

DTMは「誰でも始められる」と言われますが、継続して趣味にするのは簡単ではありません。

特に多くの人が挫折する原因は、楽器経験や音楽理論の有無に大きく関わっています。

  • 挫折率は推定70〜90%。機材の複雑さ、制作時間の長さ、音楽理論の壁が主な要因。
  • 一番大変なのは「1曲完成までの時間」と「ソフトの操作の複雑さ」。知識が増えるほど編集に時間がかかるという逆説的な現象もあります。
  • 楽器か音楽理論、どちらかは持っておくと圧倒的に有利。特に楽器は「遊びながら理論が身につく」のでおすすめ。
  • おすすめはキーボードかギター。どちらもコード主体で学びやすく、DTMとの相性も抜群。
  • 練習と制作をローテーションすることで、飽きずに継続しやすくなります。
  • 音感があれば理論を後回しにすることも可能。ただし理論を学べば、創作の幅がさらに広がります。

結局のところ、DTMを長く続けられる人は「楽しい」と思える瞬間をうまく作っている人。

楽器や理論のサポートを取り入れながら、自分なりのペースで曲作りを楽しむことが最大のコツです。

DTMは、音楽を形に残すことができるとても素晴らしいツールです。
是非一緒に楽しみながら続けてみませんか?

最後まで読んでいただきありがとうございました!

次の記事もお楽しみに!


Shuhey

モテたくて始めたギターとブラックコーヒー。気づけばモテそっちのけで音楽沼へダイブ。
バンド、弾き語り、路上ライブを経て、社会人になってもDTMでひっそり音楽を続ける日々。友人にDTMを布教するも次々と脱落し、気づけばひとり…。音楽を語りたいのに相手がいないので、せめてブログにぶつける30代前半男性。

島村楽器主催のアコパラ2019で「soloel」としてグランプリ受賞。アイドルやアーティストへの楽曲提供経験あり。

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