はじめに
DTMを始めるには、まず音楽制作の土台となるソフトウェア
いわゆるDAW(Digital Audio Workstation)が必須です。
ですが、いざDAWについて調べようとすると、各社、初心者向けのエントリーモデルからプロ仕様の上位版まで多彩な製品がリリースされており、どれを選べばよいのかさっぱりわからない…
そこで本記事では、社会人DTMerとして音楽制作に取り組んできた私・Shuheyが、
これからDTMをはじめる皆さんに向けて私なりの「DAW選びのポイント」をお伝えします。
実際に私が使ってきたDAWの特徴や、初心者がつまずきやすいポイントも交えてご紹介します。
DTMライフの第一歩を、ぜひ一緒に踏み出しましょう!
DAWの定義とできること
DAWはまさに動画編集ソフトと似たようなもので、一つで音楽制作に必要な機能がまとまっています。
めちゃくちゃ便利ではありますが、できることが多すぎて最初は戸惑ってしまうこともありますが、
後で説明する「ユーザー数の多いDAW」を選ぶことで、上達がより楽になります
なぜDAW選びで迷うのか?
音楽制作を始めようとすると、まず立ちはだかるのが「どのDAWを使えばいいの?」という大きな壁。実はこの悩み、次の2つの理由から生まれています。
1. 製品の種類が多い
今やDAWは数え切れないほどリリースされていて、それぞれが独自のウリを持っています。
このように選択肢が多いほど、「自分にぴったりの一本」を探すのは意外と骨が折れるものです。
2. 機能面の大きな違いは少ない
見た目や操作感、付属プラグインのラインナップは各社で個性がありますが、
根本的な「音を録る・編集する・ミックスする・マスタリングする」といった基本機能は、
どのDAWにもほぼ備わっています。
つまり、「機能的にはどれも似たり寄ったり」というのが実情。
だからこそ、ユーザー数やコミュニティの豊富さ、操作感の相性など、
細かな点での比較が重要になってくるんです。次章では、その具体的な選び方のコツを掘り下げます。
DAW選びの3つのポイント
DAWは機能的には大きな違いがないからこそ、選ぶ際には細かな「使い勝手」や「周辺環境」を重視すると失敗が少ないです。ここでは特に注目したい3つのポイントを解説します。
1. コミュニティ規模と情報の豊富さ
2. 得意ジャンルとワークフローの相性
まずは、自分が主に作りたい音楽ジャンルや作業スタイルを思い描き、該当DAWの無料体験版で感触を確かめることをおすすめします。

私はアナログ録音、バンドサウンド好きですが、Ableton Liveを使用してます。
実際、全然使えるし、DAWでそこまで気にする必要はないと思ってます!
DAW選びは、よく聞くとか、使っている人が多いからという理由でOKです!
3. 費用対効果と将来の拡張性
これら3つのポイントを押さえれば、DAW選びで後悔するリスクは大幅に減らせます。
次章では、実際に人気DAWを「ユーザー数」「価格」「得意ジャンル」などの観点から比較していきましょう。
主要DAW比較ガイド

ここでは「ユーザー数」「価格帯」「得意ジャンル」「トライアルの有無」という4つの観点で、代表的なDAWを比較してみましょう。
DAW名 | ユーザー数 | 価格帯 | 得意ジャンル | トライアル |
---|---|---|---|---|
Cubase | ◎(多い) | Elements ¥13,200/Artist ¥39,600/Pro ¥69,300 | レコーディング/オーケストラ編曲 | 60日間無料 |
Ableton Live | 〇(多い) | Intro ¥11,800/Standard ¥52,800/Suite ¥84,800 | EDM・エレクトロニック/ライブパフォーマンス | 30日間無料 |
Logic Pro | ◯(多い) | ¥30,000 | 総合制作/Appleエコシステム | 90日間無料 |
Studio One Pro 7 | ◯(多い) | ¥28,000 | ミックス/マスタリング | 30日間無料 |
FL Studio | △(やや多) | Fruity ¥15,600/Producer ¥36,200/Signature Bundle ¥50,400 | ビートメイキング/ループ制作 | 21日無料 |
補足ポイント

DAWは一度購入すると長い付き合いになるので、もったいぶらずに無料トライアルは使った方がいいです!
無料DAWのメリット・デメリット vs 有料DAWの魅力
DAWを選ぶとき、「まずはお金をかけずに始めたい」という気持ちはよくわかります。
ただ、長く使うことを考えると有料DAWならではのメリットも見逃せません。
この章では、無料版と有料版それぞれのポイントを整理し、エントリープランからステップアップするコツを解説します。
無料DAWのメリット・デメリット
メリット
デメリット
有料DAWを選ぶべき3つの理由
- 付属プラグイン&音源の充実
有料版にはEQ・コンプレッサー・リバーブなどの定番エフェクトや、シンセ・サンプラー音源が山ほど付いてきます。別途プラグインを買い足す手間が減り、すぐに幅広い音作りが可能に。 - アップデートで機能強化
メジャーなDAWは年に1回以上の大型アップデートで新機能が追加されます。
最新技術(AIアシスト、クリップランダマイザーなど)を常に手に入れられるのは、有料ユーザーならではの特権です。 - サポート&コミュニティの手厚さ
メーカー公式のテクニカルサポートや、ユーザー向けセミナー、フォーラム、SNSグループが充実。問題解決のスピードが段違いで、制作に集中しやすくなります。
入門者におすすめのエントリープラン
まずは有料DAWの最下位グレード(Essentials/Intro相当)から試すのが◎。
- 価格感:¥4,000〜¥10,000程度で購入可能
- 収録内容:最低限のエフェクト・音源に加え、トラック数の制限緩和あり
- ステップアップ:上位版へのクロスグレード割引が使えることが多い
無料DAWで「DAWってこういうものか」をつかんだら、有料版の“余裕ある環境”に投資してみましょう。
買い時はセールを狙おう!
DAWは定価でも魅力的ですが、賢くセールを活用すればグッとお得に手に入ります。
ここでは主なセール時期や割引を逃さないコツをまとめました。
主なセールシーズン
- ブラックフライデー(11月末〜12月初旬)
年に一度の大規模セール。DAWメーカーや楽器店、オンラインストアが一斉に値下げを実施します。60%~70%OFFがざらにでてきます。定価とは? - 年末年始セール(12月〜1月)
年越しのタイミングで旧バージョン在庫を一掃することがあり、意外と大幅割引が狙えます。 - 春の新生活応援セール(3月〜4月)
学生や新社会人向けのキャンペーン。学生証提示でアカデミック版がさらに安くなることも。 - メジャーアップデート直前セール
新バージョン発表前に旧版が値下げされるケースあり。最新機能が不要なら、このタイミングもおすすめ。
賢く割引をゲットするコツ
まとめ:セールで賢くアップグレード
これらのポイントをおさえておけば、狙ったDAWを最小コストでゲットできます。
次はこの記事のまとめとして、「自分にぴったりのDAWを見つける5ステップ」をご紹介します。
まとめ:自分にぴったりのDAWを見つける5ステップ
最後に、これまでご紹介した内容をもとに「自分に合うDAW」を見つけるための簡単5ステップをまとめます。

色々とお伝えしてきましたが、それでもよくわからないと思うこともありますよね。ぶっちゃけるとマジでなんでもOKです!元も子もねえ
ただ、安く購入すべきなのは間違いない!
おわりに
いかがでしたでしょうか?DAW選びは情報量も多く、最初は迷うかもしれませんが、この記事でご紹介した「5ステップ」に沿って進めれば、自分にぴったりの一本がきっと見つかります。
まずは試用版を触ってみて、操作感やエフェクトの雰囲気を体感することが吉。
コミュニティの熱量やセール時期もチェックしながら、無理なくステップアップしていきましょう。
それでは、あなたの音楽制作ライフが充実したものになりますように。
新しいサウンドとの出会いを楽しんでください!
そしてDTM友達になりましょう!
是非SNSのフォローお願いします!
それでは!

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