DTM初心者はノートPCで始めよう!失敗しない選び方を解説

DTM入門

DTMを始めたいけど、PCどうする?

DTM(Desk Top Music)を始めたいけど、

「どんなパソコンを選べばいいの?」

と悩んでいませんか?

特に迷いやすいのが、「ノートPCか?デスクトップPCか?」というポイント。

結論から言えば、

Shuhey
Shuhey

これからDTMを始めるなら、ノートPC一択です!

本記事では、仕事のPC含め、10台以上購入してきたブログ運営者がその理由や選び方のコツ、おすすめメーカーなどをわかりやすく解説していきます。

初心者の方でも失敗せずにスタートできるように、ぜひ参考にしてください!

デスクトップPC vs ノートPC

これから始めるなら ノートPC一択!

DTMは自宅でじっくり作業するイメージがあるかもしれませんが、ノートPCの機動力は圧倒的な武器になります。

ノートPCが最適な理由

  • 持ち運び自由
    • カフェやスタジオなど、場所を選ばず作業できる
  • DTM以外の用途でも大活躍
    • 動画視聴・資料作成・WEB会議など、汎用性が高い
  • 多少割高でも“携帯性”という価値がある
    • 外に持ち出してレコーディングができるのはノートPCの特権

「DTMにゲーミングPCほどのスペックはいらない」

DTMでは大量のグラフィック処理を行わないため、ゲーミングPCほどのスペックは基本不要です。

ただし、「音源の多重処理」などでCPUやメモリはある程度必要になります。

DTMに必要なスペックの目安

項目推奨スペック補足
CPUIntel Core i5 / AMD Ryzen 5 以上できれば第10世代以降が◎
メモリ(RAM)16GB以上8GBでも動くが、将来的に不安あり、MIX終盤カクつく
ストレージSSD 512GB以上推奨音源データが重いため、HDDよりSSDが快適
GPU(グラボ)不要(オンボードでOK)ゲームや動画編集をしないなら問題なし

もし予算に余裕があるなら?

  • ゲーミングノートでもOK!
    • 快適に動く上、ゲームもできて息抜きに◎
    • ただし、本体サイズが大きく重めになるのは注意点

LenovoかDellでいい理由

パソコン選びに迷ったら、Lenovo(レノボ)かDell(デル)を選べばまず間違いありません。

DTMを始めるには、「必要充分なスペック」と「価格のバランス」がとても重要です。その点でこの2社は非常に優秀です。

Lenovo・Dellがおすすめな理由

  • 必要充分なスペックをお手頃価格で手に入る
    • 同じスペックでも、国産メーカーより割安なことが多い
  • カスタマイズ性が高い
    • 購入時にメモリやストレージの容量を選べる機種が多い
  • 安定性・サポートも問題なし
    • 海外メーカーとはいえ、日本向けのサポート体制も整っている

私も一度、DellのノートPCで初期不良が発生したことがありました。
その際は、サポートに修理を依頼することになりました。

修理に出すまでに数回メールでのやり取りがありましたが、
対応は非常に丁寧で、好印象だったのを覚えています。

基本的に初期不良などは稀ですが、サポート体制がしっかりしているのは安心ですね。

国産メーカーはあまりおすすめしない理由

もちろん、国産メーカーのPCも悪くはないのですが、DTM向けとしてはやや微妙な点があります。

国産PCのよくあるデメリット

  • 不要なアプリ(バンドルソフト)が多い
    • 起動時に色々立ち上がって、動作が重くなりがち
    • アンインストールや無効化の手間がある
  • コスパが悪い傾向
    • 同じスペックで比べると、価格が高い場合が多い
  • カスタマイズの自由度が低い
    • スペック固定モデルが多く、将来的な拡張に不向き

最初の1台としては、「余計なものがなくてシンプル、必要な性能だけあるPC」が理想。

また、量販店で買わずにネットで買いましょう。俺たちの約束な!

価格ドットコムのランキングをみて、口コミ見て問題なければおおよそ問題ないです。多分
私は基本、価格ドットコム経由で探しています。

ノートPCの難点も知っておこう

ノートPCは初心者DTMerにとって最適な選択肢ですが、もちろん弱点もあります。

あらかじめ理解しておけば、後悔せずに長く使えます。

寿命は短め

ノートPCはコンパクトさゆえに冷却性能に限界があり、寿命もデスクトップに比べて短めです。

ノートPCの寿命の目安

  • 平均寿命:5〜7年
  • 放熱性能が限界にくると、パフォーマンスが落ちる
  • バッテリーも年々劣化していく
Shuhey
Shuhey

私のノートPCも10年くらい使ってますが、どうしても重くなってしまいます。

なぜ寿命が短いの?

  • 高性能なパーツを狭い筐体に詰め込んでいる
  • 常に熱を持ちやすく、内部劣化が進みやすい
  • DTMではCPUがフル稼働する場面が多く、熱に弱いノートには少し過酷

また、近年のIT機器の進化が爆速なので、5年もすると機能的にも遅れていってしまい「次に買い替えるべきタイミング」に...

ゲーミングノートは“重い”

高性能なゲーミングノートを選ぶと、本体サイズや重量がネックになることもあります。

項目通常のノートPCゲーミングノートPC
重さの目安約1.2〜1.8kg約2.5〜3.5kg以上
電源アダプタスリムで軽い大きくて重く、かさばる
持ち運びやすさ◎(リュックにすっぽり)△(カバンがかなりパンパン)

レコーディングや外出先での打ち込み作業を考えると、「軽さ」は大事なスペックのひとつです。

とはいえ、これらのデメリットを差し引いても、

ノートPCの自由度と始めやすさは初心者にとって大きな魅力。

「まずはノートPCで始めて、必要に応じて環境を拡張していく」という考え方がおすすめです。

PCは“成長に合わせて”変えていくものでOK

DTMを始めるとき、最初から最強スペックを揃える必要はありません。

むしろ、最初は「必要最低限で始めて、成長に合わせて買い替える」のがベストです。


PCは“家賃”みたいなもの

  • DTMを続けていくと、自分の作業スタイルや必要なソフトが見えてきます。
  • そのときに、自分にとって「ちょうどいいマシン」に乗り換えればOK!

ステップアップの考え方

タイミングやること
最初の1〜3年ノートPCで始める。身軽さ重視。
慣れてきた/機材が増えたらデスクトップPCや外部機器で環境拡張
音源やプラグインが重いメモリ増設 or 上位モデルに買い替え

例えば、3年目以降にデスクトップPCを購入したとしても、DAWなどは大体PC2台までインストールできるので、ノートPCはそのまま使い続けることができます。

外部録音用などに活用すれば、サテライト的な役割を持たせることができ、かなりリッチな環境を構築できます。

デスクトップPCの良さも、後で見えてくる

ノートPCでスタートし、制作スタイルが固まってくると「デスクトップもいいかも」と思う日がきます。

デスクトップPCの魅力

  • 放熱性能が高く、長寿命
  • 自作やカスタマイズがしやすい
  • コスパが最強!同じ価格でも高性能が手に入る

ただし、「固定場所が必要」「持ち運べない」という特性はあるので、制作スタイルによって選ぶのがポイントです。

PCパーツを自分で購入して組み立てる「自作PC」という方法を選べば、メーカー製PCと比べて3〜4万円ほど安く抑えることができます。
コストに対する性能を重視するなら、自作PCがおすすめです。

ただ、サポートもなにもないので自己責任になります。笑

Shuhey
Shuhey

私のデスクトップは自作PCです。組むのは初めてでしたが、YouTube等で勉強すると意外と楽しく作れますよ!

だから、最初のPC選びは“完璧な一台”を求める必要なし!

5年スパンで見て、「今の自分に必要な最低限」を満たしていれば、それでOKなんです。

おわりに:まずは一歩、ノートPCから始めよう

DTMを始めるうえで、「ノートPCかデスクトップか」で悩む人はとても多いです。

でも実際のところ、これから始めるなら“ノートPC一択”でまったく問題ありません。


今日のまとめ

  • DTM初心者にはノートPCがおすすめ!
    • 持ち運びできて自由度が高い
    • 多用途に使えてコスパも良い
  • 最低限のスペックを押さえておけばOK
    • Core i5/メモリ16GB/SSD搭載モデルを狙おう
  • 迷ったらLenovoかDell
    • シンプルでコスパも良く、初心者向け
  • PCは“使いながらアップデート”していけばいい
    • 最初はノートで、必要ならデスクトップへ

音楽制作は、やってみることが何より大事。

「完璧な環境が揃ってから」ではなく、「手の届く範囲で始めること」が、DTMを長く楽しむコツです。

ぜひ、あなたの音楽ライフの第一歩を、ノートPCと一緒に踏み出してみてください!

日進月歩 by Shuhey
アルバム • 2023年 • 10曲 • 43分

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